date:2007.9/11

朝、寒さで目覚め。もうそんな時期。仕事、開始したそばから眼の疲れ。昼。日差しガンガンで暑い。ちょっと会社を抜け出して、ブックマーケットへ立ち寄る。DVDの棚を物色していると、なんと、相当にゲンナリさせられるクズ映画として評判の『スナッフ』発見。財布の中にお金もないのに、買わずにおれない気分…。ダメだなあ。DVDはできるだけ買わないぞって決めてたのに。地元でコレを見つけるとは思わなかった。その衝撃が買わせたのである。それにしても、よりによって『スナッフ』って…。ここ富山に、どんだけ屈折したマニアおんねん。ま、たまにはダメだとわかってるものも観ないとダメなんだよね。自分の好きなものばかり観てるなんて全然ダメ。そんなんで世界や認識や理解なんて広がらないんですよ、あらゆる作品に果敢に挑まなきゃ。と強引に正当化。でも購入したあと、同じ値段なら近くにあった『ディパーテッド』の方が欲しかった、とかなり後悔、いいけど。午後。それなりに仕事。しかし、その作業も、まる2日分ほど諸事情により、パァ。ガッカリすると同時に、また暗い気持ちに。今日は異常に疲れた。帰宅し、『リンカーン』を見ながら晩飯。お酒もちょっぴり入ってほろ酔い。そして、そのままの状態でDVD鑑賞。ポール・ヴァーホーベン監督『氷の微笑』。これはヤバイ。ほんとヤバイ。都会の片隅の、ほんの内輪だけで繰り広げられる、危険でエロティックな生死を賭けた快楽ダンス。シャロン・ストーン、いちいち誘いすぎ。マイケル・ダグラス、いちいちキレすぎ。ヴァーホーベン監督、いちいち見せすぎ。ヤバイなあ、もう。