date:2008.2/13

朝っぱらから会社の人たちがため息ばかりついていてコワイ。夜には、今ごろポリスがライヴしてるんだあと思いながらも、そんなことは一言も発せず作業をする。帰宅し、しばらくテレヴィを見ていると家族に「何ため息ばかりついてんの」と言われる。ぼくも知らず知らずのうちに、呼吸するようにため息をついていたのだ。ああ、この生活から抜け出すことを真剣に考える時期がきてんのかなあ。そんな気持ちを切り替えるためにブライアン・デ・パルマボディ・ダブル』を観る。シリアスな物語なのにやってることが妙に軽いところがすごく面白い。音楽もそんなに緊迫していない状況であるにもかかわらず盛大なものが流れたり。もろ八十年代って感じなんだけど、そのワザとらしい過剰さがきっちりエンターテイメントしている。そんな一見無駄とも思えるサーヴィス精神に感心させられっぱなし。なんか元気でた。それにしてもやっぱりデ・パルマって建物を立体的に見せる(使う)のがウマイなあ。というか、そこにしか力入れてないんじゃないかって気も。