date:2009.7/8
どうしてもそれを調べてからでないと仕事が先へ進まなくなり外出。ポケットがあるから、という理由でジャケットを着ていったのだけど、これが完全に失敗。汗だくになる。たまらずジャケットを脱ごうとしたとき、首が攣ってしまう。21時半、帰宅。「シネフィル・イマジカ」で放送していた、ルイス・ブニュエル特集のうち『グラン・カジノ』と『皆殺しの天使』を観る。『ビリディアナ』も観たかったのだけど、それを観ると28時になってしまうので諦めるしかなかった。『グラン・カジノ』は途中から観たのだけど、ブニュエルにしてはめずらしい作風。こういう娯楽映画も作っていたのか、と思う。でも、こちらはブニュエルにそういうのを期待してはいなかったかも。普通に面白かったけど、同時に、何か物足りなくもあった。24時45分から観た『皆殺しの天使』のほうは、これぞブニュエル、という感じの不条理映画。なぜか、とか、なんとなく、が取り返しのつかない事態を招いてしまう。シチュエイションのせいか、フランク・ダラボン『ミスト』を思い出したけど、ああいう後味の悪さはなく、むしろ滑稽さを描き出しているところが良い。
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