date:2009.8/2

疲れがひどく、部屋でぼんやりとテレヴィを見てばかり。午後からは、安西水丸『夜の草を踏む』のつづきを読む。読了後の感想は、最初に感じたこととは少し変わってきたけれど、それでもこの短編集は傑作だと思う。燻った何かを心の中に抱えた、大人たちのストーリィ。夕食は、父親が作った蕎麦。ダシは、この前の部落バーベキューの際に食べた、素麺ツユの残り物らしいけど、このダシの中に含まれている何かが、妙に濃い。昆布かな。蕎麦自体はいつもの感じ。再びテレヴィに戻った後、久世光彦『昭和幻燈館』を読む。