date:2007.4/20

普通に仕事。先輩たちに「昨日どうだった?」と訊かれる。デザイン・コンセプトと仄かな感想を伝える。そして、またひとつ仕事が増える。ガーン。もうイッパイイッパイですよ。仕事を終え、家に帰り、夕食を食べ、テレヴィをつけると『ザ・コア』って映画をやっている。「なんか見たことあるような気がするけどそれって『ソラリス』だっけか?」と思ったりもしたけど、やっぱりこの作品だった。そのうちどんどん思い出してくる。ぼくの感想としては、ちょっとキレイ(滑らか?)すぎて迫力があるとは言いがたく、あまり印象に残らないといった感じ。でも、まあ、キライではないかなあ。そのあとはDVDで、いまおかしんじ監督の『たまもの』って作品を鑑賞する。健気で真っ直ぐな女性の恋物語。泣。一万円札を両替するために走るシーンなんて本当に美しい。走るたびに転ぶような生活をしてきただろう女性は、それでもちょっとずつ世界を広げてきたんだな、と思わされた。それにしても、セックス・シーンにおける林由美香さんの表情はあまりにも哀しく、痛々しい。なぜだか、そこに『ダンサー・イン・ザ・ダーク』を思い出したりも。