date:2007.7/1

朝のぼんやりしている時間を『ツィゴイネルワイゼン』に当てる。イオン高岡へ足を運び映画のチケット購入。2枚で2000円と言われ首を傾げていると、今日は映画の日だということを告げられる。ということは、やっぱり。ぞろぞろと人。あわわ。ペドロ・アルモドバル監督『ボルベール』鑑賞。オープニングがかっこいい。挨拶のキス攻めシーンはゾンビ映画みたいに悪趣味。母のトランクに包まる姿勢や表情が面白い。下品さと気性の荒さが力を生み出していてステキだなと思う。なによりペネロペ・クルスが出てる。そんなミーハーな事情だけで満足してしまう。次の作品の上映時間まで書店へ。本谷有希子著『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』文庫の高橋源一郎さんの解説読む。そしてザック・スナイダー監督『300』鑑賞。あまりいいとは思わなかった。しかし、戦いにおける盾の重要性や戦術など、勉強になった。タワレコで、くるりの新譜を視聴しようと思ったら、視聴機の調子が悪いみたいだったので、安室ちゃんの新譜を聴く。買おうかな、と思って財布の中身を確認してみると、そんなお金なかった…。そのあとMくんの家。なんと、くるりの新譜買ってました。当然聴かせてもらう。うーん、何とも言えない、いい感じ。車に乗り込み、中古屋巡り。ヴィデオを全部で8本購入する。家に帰り、『ツィゴイネルワイゼン』続き。見ているのが、ほんと辛かった。一生終わらないのかと思った。もう一度見れば何か言うことができるかもしれないけど、いまはただ困り果てるばかり。ふと、上半期初見の映画作品の中から新旧、ジャンル、媒体(スクリーンorヴィデオ)関係なくベスト10を選出してみるという、むちゃ振りを自分に課してみたのだけれど、やはり無理がありすぎて、あっけなく断念。ちなみに上半期は約140本観てました。これは、ぼくにとって、とんでもない事件です。