date:2007.8/12

午後になり昨日録画しておいたドラマ『ライフ』を見る。そのあと友人Mくんから電話。彼が来る間に佐川急便さんよりタワレコで注文したDVD『断絶 コレクターズ・エディション』届く。6,541円。商品が来たのはうれしいけど財布の中身は淋しくなるばかり。Mくん到着し、部屋で音楽聴きながら駄弁り。そしてなけなしの1万円を持って外出。タワレコ行って時間をつぶす。幸か不幸か、いまいち欲しいものがなかったので、よかった。書店にも少し寄り写真集など眺め、続いてはブック・マーケット。野本かりあ『ザ・ガール・フロム・レディメイド』を105円で購入。中古ヴィデオショップにて300円のヴィデオを4本購入。そしてMくんに借りていた3500円を思い出し返す。そのあと、ついでだからとAVショップに立ち寄る。なんだかすごい量のDVDがあって、何をどこから探せばいいのかわからない。しかしウロウロと陳列棚を見ているとちょっと前に読んだ著書『リビドー・ガールズ』で雨宮まみさんが<恋と呼ぶにはスケベすぎて、性欲というには純粋すぎる何かの物語>と絶賛していたカンパニー松尾監督の『パラダイス・オブ・トーキョー』発見。「これって絶盤のはずでは?」という情報が頭をよぎり、「これってたとえばアラーキーの写真集を買う感覚と同じじゃね? その映像に芸術性とか叙情性が宿っているのならむしろ買うべきじゃね?」などとかなり自分にイイワケし、お金がないのに衝動買いしてしまう。しかし帰り道にふと「AVに映画性や芸術性を求めるなら、むしろ映画や芸術に普通に触れるほうが賢明なのでは?」みたいなことも思い始める。しかしまあ、それはこの作品を鑑賞してから判断したほうがいいだろう、とむりやり自分を納得させる。残金3384円。これで今月乗り切れるだろうか。