date:2007.12/27

晴れてる。だけどテンションは低め。じつは眠いのがずっと続いてる。ぴったり12時間働いて帰宅。オダジョー、結婚してて仰天。0時になり、レンタルしているDVDでも観ようかと思ったけれど、どれもけっこう長い作品ばかりだったので、またヴィデオの山をあさり短いのをチョイス。それはクロード・シャブロルの『美しきセルジュ』。99分の作品。しかし見始めてから30分で強烈な眠気。しかし途中でジャック・リヴェットの名前がとび出して「オウ! タイムリー!」と思う。どんなストーリーなのか知らずに観たのだけど、簡潔にいってしまうと、田舎での生活に絶望しきっている友人を都会から戻ってきた主人公が救おうとするのだけれど結局は主人公もろとも諦念が飲み込んでしまう、というもの。ってか、いま、こんな話を観させられるとは思わなかった。タイミング悪すぎ。でも、シャブロル監督は巧い。その巧さに気づくことすらできないくらい、いたるところで華麗に巧い。