date:2008.1/5

キム・ギドク『絶対の愛』のDVDを観る。これもいままでの作品といっしょで、ぜんぜんブレていなくて力強い。でも、なにかが足りないと思ってしまったのは、朝っぱらから観たせいだろうか。それともほかに理由があるのだろうか。いまはわからない。と、そんなことを考えているうちに眠ってしまい、気づけば夕方に。部落の新年会へ。地元に帰ってきてくれた後輩や婿入りでこっちに住むことになった青年と仲良くなる。アルコールを徹底して断ったのは、深夜に映画を観に行きたかったため。みなさん、すいません。時間ギリギリまで『のだめカンタービレ』を見てから、シネコンへ。今年、映画館で最初に観る作品は『AVP2 エイリアンズVS. プレデター』。ちなみに前作は未見。まわりはカップルばかりでひとりポツンと座っているぼくは、どこか居心地わるいかんじ。そんなもんだと知りつつも、暗くてプレデリアンの造形がよくわかんなかったのがちょっぴり残念。しかし、老いも若きも男も女も妊婦も、なんの考えもなしに殺される。ヒロインっぽいかんじの女性が、その存在感をどんどん失っていったところで、まさかあんなことになるとは。彼女のことばを借りれば、まさに「お払い箱」ってやつだ。ラストの元も子もないエンディングもアリかも。つまりは、けっこう楽しめた。それはそうと、最近は、夜のアスファルトにうちつける雨がたまらなく好き。そんな映画をたくさん観たい。