date:2008.1/6

起きてまたDVD鑑賞。ソン・イルゴン『マジシャンズ』。95分ワンカットの演劇的映画だ。けっして広くない舞台を移動しつつ時間軸や空間軸を並立させているところに多少興味がわいた。とくに電話のシーンは印象に残る。しかし、この作品、基本的には会話劇なので95分ワンカットという挑戦における身体のスペクタクルさは感じられなかった。ボーナス特典の撮影風景で「感情まで映らないので退屈に見えてしまう」と役者たちが主張していて、それを改善しようと役者に寄ったりしているのはわかるが、個人的にはそれほど楽しめず。なぜ映画にする必要があったのか問い詰めたい。午後からはMくんと買い物へ。サウスストリート五福店でコーヒーをごちそうになる。そのあと年末に買いそびれたDVDを求めブックマーケットへ行くものの、なんともうそれはなくなっていた。ショック。あのとき3000円をケチらなければ…。だからってわけじゃないけど、その後、ある種の開き直りでDVD3枚とヴィデオ2本を購入。晩ごはんは、戸出の『旭屋』ってラーメン屋。いつもはラーメンとごはんを食すとお腹いっぱいになってしまうのに、今回はペロリ。どうやら正月の間に、胃袋が大きくなったらしい。