date:2008.3/2

アン・リーラスト、コーション』がワーナー・マイカル・シネマズ高岡で一日一回の上映らしいので駆けつける。このシネコンに入ったのは高校以来。駐車場がほぼ満員なのに中はガラガラにスペースがある不思議なデパートだ。映画館もトイレに行きたいだけなのにトイレに行くための階段を見せしめみたいに上らなくちゃいけなくてとんでもなくわかりにくい。バリアフリーとかあんまり叫ばれてなかったときの建物なのかもしれない。そんな状況で観た『ラスト、コーション』。そのなんとも言えないタッチにあまり乗れなくて、だから何を楽しめばいいのかを探しながら観ていたのだけれど、ワン・リーホンがココリコ田中に似てるなあ、とかそんなところで楽しんでしまった。大義のために身体ごと現場にとびこみそこで(本心かどうかもわからないような)感情を発見する女性の話だと思うんだけど、雰囲気的には『ラストタンゴ・イン・パリ』を思い出したりも。キレイだとは感じなかったけど、美しすぎる作品。そして超攻撃的でテンションが異常な作品だと思った。百五十八分の上映が終了すればもうグッタリ。どこかに寄ってから帰ろうと計画していたのにそのまま帰宅してしまう。夜は部落の案内の紙をちょこっと作成。