date:2008.3/12

引き続き、天気だけは良好。以前、『文藝』掲載時に読んだ山崎ナオコーラ人のセックスを笑うな』の文庫本の解説が高橋源一郎さんだと知り、仕事が終わったあとにイオン高岡へダッシュ。ついでにタワレコで、にせんねんもんだい『ディスティネーション・トーキョウ』を購入する。さらについでに映画館で『ジャンパー』を観ようかとも考えたけれど、なんかそんな気分じゃないなと思い帰宅。お風呂につかりながら、さっそく『人セク』をさくりと読了。やっぱり、これ、いいよなあ。話題の映画のほうはどうなっているのだろう、富山では公開予定がないけど、気になる。二十二時半くらいからジャ・ジャンクー『世界』の続き。これが相当よかった。どのくらいいいかというと、「なんやようわからんけどメチャクチャすごいことになっとるでぇ」と、口調がざこば師匠になってしまうくらいイイ。いや、タイトルのせいもあるのかもしれないけれど、フレームの外側を意識せざるを得ない作品だった。ちょっとフェリーニっぽいのかも。次はどこから人が飛び出してくるのか、画面の外側には誰が立っているのか、そういったことが楽しみのひとつになるだろうかと。誤解されるのを覚悟で言えば、RPGと映画のドッキングでもやっぱりこれは映画だ、といった感じ。などと思っているうちに、喉に軽い痛み。風邪、ひいたかもしれない。

ディスティネーション トーキョウ

ディスティネーション トーキョウ