date:2008.4/14

仕事のひとつの山場がなんだかあっけないほど普通に過ぎ去った。あまりのすんなり具合で逆に不安になる。夜はDVD観る。クレイグ・ブリュワーハッスル&フロウ』。ヒップホップで成り上がろうとする人間たちの物語。でありながらオープニングのトークでもわかるとおり、ある種のミュージカル性、とまではいかないけれど、生活の中で展開される会話そのものがもうラップみたいなフロウをともなっていることに驚かされる。クソみたいな言葉がギラリと熱を帯びる瞬間。それがラップだってことが堪能できる。泣けて泣けてしかたがない一本。ヒップホップにぜんぜん興味ない人にもお薦めです。