date:2008.8/8

お昼休みにブックマーケットへ。CDを物色していたら高校生2人組みがIron MaidenやDream Theater、果てはCamelotDokkenなどメタルの会話をしていたので、そっと聞き耳を立てる。その中には、Buckcherryは元Motley Crueのメンバーのバンドという間違った情報まであってなんだか微笑ましい。そう、ぼくも高校時代はこんな会話ばっかりしてたっけ。今はもうその頃みたいに音楽を好きでない自分に改めて気づかされた気も。仕事が全然進まない。一進一退を繰り返すうちに、窓の外が暗くなってくる。帰宅すると、北京オリンピックの開会式が中継されている。ずっと行進を見ることに。トラックのまわりにいた女性たちの、半分疲れが見える投げやりな手拍子がよかった。あと、登場した国の名前がアナウンスされたあとに、それを中国語で言い換えるのだけど、なんか無理やり中国語に変換されているように感じるものもあり。たとえば、「チリ」が「チィリィ」になったり。そのくらい普通に言ってもいいのでは?と思った。なぜかフィンランドの人たちも控えめながら笑うんだ、と思ったのは、たぶん以前読んだThe 69 eyesのインタビューでヴォーカリストが「フィンランドではテレヴィを見るか自殺するしかない」と発言していたのが頭に残っていたからだと思う。何はともあれ、始まってしまえば政治的なことは抜きに見てしまうもの。時間が許すかぎり、テレヴィに釘付けの日々がやってきそうな予感。