date:2008.11/6

昨日に引きつづき天気がよい。仕事にも、かなり余裕が。お昼休み、財布のなかには小銭しか入ってなかったけど、ナポリタンを食べる。午後には仕事をしながら、これからは観たい映画DVDをガンガン買っていったほうがよいのではないか、と思い始める。DVDでも買わないことには観られない映画ってたくさんあるから。迷いどころ。そんなことに現を抜かしていると、突然パソコンのファンが大きい音で鳴り始める。とくべつ重たいソフトを起動させたわけでもないのに。再起動し、なんとか治まったものの、やはり少し不安。帰り道に書店へ立ち寄り『GQ japan』という雑誌を探す。なんでも小西康陽氏のDVDコラムが読めるという噂を耳にしたので。別に立ち読みでもよかったのだけど、なんか面白そうな雑誌だったので購入。ちなみに今回取り上げられた作品は橋本忍監督の『私は貝になりたい』。そう、スマップの中居さん主演で最近リメイクされた作品。夜はDVD。相米慎二監督の『台風クラブ』。ほとんどがワンシーン・ワンカット長回しの積み重ね。しかもそれがことごとく芳醇な映像。じっくりと少年少女たちの“事”を捉えている。アイドル系青春映画とでも呼べそうだけど、笑顔のアップなんて全然ない。ということは、単に映画として素晴らしい、ということ。思い返せば中学時代って、まるでリアルなファンタジーと呼べるようなものだったのかも。そんなことを思ったのは、三浦友和演じる教師が生徒に向かって放ったセリフにグサリときたからだろうか。台風の最中の、少しの晴れ間に男女が問わず下着姿で体育館から飛び出し、わらべの「もしも明日が」を歌うシーンは鳥肌もの。バービー・ボーイズの曲で踊るところもイイですね。