date:2009.1/16

寒いけれど雪は少しずつ溶けているようで。お昼すぎには晴れ間がのぞいたりも。退社後、ある本を買いに行きたかったのだけれど、仕事がチビチビとしか進まなかったので22時まで会社に残らざるをえなかった。もう本屋は閉まっている時間。家では『ラブシャッフル』を10分だけ。それからはひたすら読書。『グレン・グールド 孤独のアリア』を読み終える。グールドの傍らに寄り添うことで、創造することの孤独とはいったいどういうことなのか、ということに触れようとした本。時間の概念は錯綜するけれど、そのダイナミックなうねりのなかで、たどり着くことのないゴールに近づこうとする様子が、ときにミステリィにも感じられる面白さ。少しロマンティックすぎるけれど。

グレン・グールド 孤独のアリア

グレン・グールド 孤独のアリア

↑ちなみにぼくが読んだのは、ちくま学芸文庫のほう。