date:2009.1/27

またしても例のほこりだらけの部屋に入らなければいけない予定があったので、張り切ってジャージで出社したらば、別の人と行くからきょうはいいよ、と云われる。頭のなかで、杵と臼を使う芸人のセリフが鳴り響く。スーツに着替え直し、何事もなかったかのように仕事。なんだかカッコ悪い。お昼はカレー。18時半ごろ、近くの側溝に前輪がハマってしまったらしい軽自動車を、会社にいた全員(といっても男3名、女1名)で救出する。よかったですね、と思うまえに手首がイタイ。仕事を終え、会社を出たときには、なんと同じ場所に別の車がハマっていた。その人はJAFに助けを求めたようだけど。寄り道して本屋。1ヶ月前に注文したまま、放っておいた『sixties MAGAZINE』の5、6号とジョー・R・ランズデール著『罪深き誘惑のマンボ』を購入する。家では、祖父がお風呂でのぼせてしまい救急車で運ばれた、という事件(出来事)を聞かされる。幸い、点滴で回復したとのことだけど、何だか危なっかしい。その祖父は居間でふつうに眠っている。テレヴィで『メイちゃんの執事』と『トライアングル』を。『トライアングル』は、やはり音楽が勝ちすぎてしまっていて。それがドラマにとって良いことだとはいえないだろう。23時すぎからDVDで蔵原惟繕監督の『俺は待ってるぜ』を観る。昨年の暮れに観た『憎いあンちくしょう』みたいなのを想像していたら、違った。軽快なシーンは回想のみ。<女みたいによくしゃべる>、けれど、すこぶるカッコ良いハードボイルド。スタイリッシュ、という言葉をつい当てはめたくなる画面のつくり。そして役者陣の顔の素晴らしさ。傑作。