date:2009.2/16

先日、春一番が吹いたというのに、むしろ寒くなっている。お昼休み、ツタヤへDVDを返却しに行く頃には、すでに雪降り。週の始めから、長い時間働きたくはないけれど、帰るに帰られず、気付けば21時。って、フツウか。その頃には雪も積もっている。お風呂にでも入ろうかと準備をしながらテレヴィを見ていると、スマップの番組に再結成したユニコーンが登場。なんだか見逃せない気がして。といっても、自分はファン、というより、ただのユニコーン好き。もっと言うとユニコーンのイメージは、友人のお姉さんがいつも聴いていたバンド、という感じ。「ユニコーン」と「あさりちゃん」。眠る前に、色川武大『あちゃらかぱいッ』を読了。なんの因果か<奇形の巷>浅草に流れ着いた人たちの、儚くも大らかで人間味のある生き様。それを、浅草に通った者のひとりとして、ときに軽妙に、ときに情のある眼差しで語ってみせる。そんな哀しくも温かい本。

あちゃらかぱいッ (河出文庫)

あちゃらかぱいッ (河出文庫)