date:2009.5/13

午前中は肌寒かったけれど、お昼を過ぎたあたりから、また日差しが戻ってくる。仕事のほうは、また元の作業に戻り、とくに問題もなく。20時半には帰宅。お風呂で伊丹十三『再び女たちよ!』を読んでいたら、そこに「最近、物忘れが激しいのは自分が独り者だからだろうなあ。つまり、誰かと大切な思い出を共有するということがない」というようなことが書かれてあって、なるほど、確かにそうかもしれない、と思ってしまう。自分も3日前の出来事をまったく思い出せない独り者なので。22時から『爆笑レッドシアター』を見、ジャルジャルのタメ口コントで爆笑する。そのあと部屋で、友人に借りたきりになっていたボンゾ・ドッグ・ドゥー・ダー・バンド『ゴリラ』を聴くことに。帯に「さまざまな音楽性をダダイズム的な視点で咀嚼した」なんて書いてあるから構えてしまったけれど、愉快な音楽じゃないの。アヴァンギャルドなコミック・バンド、あるいはインテリ・ヒッピー達のピチカート・ファイヴサウンド・フィルムとして。クドすぎないところもオッケー。

ゴリラ(紙ジャケット仕様)

ゴリラ(紙ジャケット仕様)