date:2007.4/15

東京から親戚がわざわざ来てくれている間でも、起きられないものは起きられない。みんなより遥かに遅く起床する。そして会話したり、本を読んだり。昨日の映画について、「どうだった?」と尋ねられ、「泣きました、めっちゃ泣きました!」と言おうかと思ったけど、「思ったよりもぜんぜん良かったです」に止める。午後になり、親戚が帰る。なんだか名残惜しい気持ち。ちょっとずつ慣れてきたところだったのに。そのあとは、家がガランとして、なんだか淋しい。ジャッキー・チェンの『プロジェクトBB』を観ようと思っていたのに、たまたま点けてしまったテレヴィの小林捻侍の2時間ドラマを見てしまう。全部見てしまう。もちろんジャッキーには間に合わず。しかし、映画を観たくて仕方がない気分だったので、とりあえず映画館に駆けつける。そしてそのなかから『ユメ十夜』をチョイス。あんまり人は入っていない模様。原作は読んだことないけど、ユメの話だから、たぶんブッ飛んだ映像やシナリオなんだろうなあと思っていたけど、その通り。だから10個のストーリーの中で、乗れるものとそうでないものの差が激しかった。ぼくが、とくにいいなと感じたのは清水厚監督と西川美和監督のもの。友人から「トライセラのライヴのチケット、いっしょに取っておいて」とメールがあり「いいよ」と応えたのだけれど、立て替えるお金を持ち合わせていないことに気づく。週末にあるちょっと遅い花見(もちろん酒を飲むために集まるだけ)のために除けておいたお金を使うしかないだろう。