date:2007.5/20

朝、早く起きて、映画館へゴー。の予定が11時すぎに起床。ガックリ。『笑っていいとも』の増刊号なんか見ちゃう。家族に「湿布クサ!」と言われる。ガックリ。午後もぼんやりとテレヴィを見続け、マジック少年が頑張っている姿を見、「これじゃイカン」とヴィデオを鑑賞することに。『レッドドラゴン』。完全に映画モードに突入し、夕方から上映するはずの『ストリングス〜愛と絆の旅路』を観に行く準備をする。しかし家を出ようとしたとき、妹やら母さんやらに「今日の晩ごはんは寿司だよ」と言われ、映画100%の状態から寿司60%映画40%の状態に。気持ちのいいくらいに寿司をたらふく食べる。食後、親が、アルコールに強い体質か弱い体質かわかるというパッチみたいのを持っていると言い出し、家族全員で試してみることに。どうやらぼくはアルコールには弱いタイプと判明。やっぱり、と思いながら風呂。倉橋由美子さんの『偏愛文学館』を読みながら。これは評論とは違っていて、じぶんの好みに、というかじぶんが高級な小説だと思える条件に合致する作品に対しての恋文、みたいな感じで、たいへん面白い。そして本作自身もひじょうに品があるのがいいね。しばしテレヴィを見たのちヴィデオ鑑賞。なにやら「東京国際映画祭グランプリ」を獲得したらしい『オープン・ユア・アイズ』って作品。現実と夢が交錯するというスタイルで、序盤30分で興味が萎えたものの、観終わってみると、かなりリアリティがあって面白かった、かも。たぶんそれは、後にたいへん重要なシーンとなる、親友を追いかけてダッシュするところがあまりにも美しかったからだと思う。ペネロペ・クルスの裸も見られてラッキーだったけど、裸のときよりも服着て下品な笑い声を上げているときのほうにグッとくるものがあった。