date:2007.6/2

パソコンの電源をつけて今週末公開の映画をチェックしたらば『スケッチ・オブ・フランク・ゲーリー』というのを見つけて「もしかして、あのフランク・ゲーリー?」と思いながら見てみると、やっぱりそうで、学生時代、ちょっとだけ建築に感化されていたとき「90年代育ちはフランク・ゲーリーでしょ!」とか勝手に思っていた身からすると、ひどく感激。ま、いわゆる「脱構築主義建築(だっけ?)」に括られる建築家ですね。いずれ金沢でも上映するらしい。タイミングが合えば、ぜひ観に行きたい。夜には『人志松本のすべらない話』をギリギリまで観て、高岡TOHOプレックスへ。北野武監督の『監督・ばんざい!』鑑賞。ギャング映画を封印した北野監督がヒットの要素がありそうな作品をモデルにした失敗作を飄々を並べ、その中のひとつのキッカケから、くだらない(褒め言葉?)映画を作り出すというもの。ラストに北野監督が医者に「先生、どうですか?」と尋ね、「壊れてます」と言われて終了するのだけれど、意外とキレイにまとめられていてビックリする。そんなことより、2つ隣の席に座っていたオジサンが、いま観ているシーンで笑いを堪えながら前のシーンの思い出し笑いも堪え、途中から明らかに笑うシーンではないところで吹き出しそうになるなど、大変なことになっていたので、ちょっと心配になった。