date:2007.6/12

ラ・ニーニャ現象”とやらで、夏は猛暑らしいですよ。今日もフライング気味に暑い。目薬を買いに行き、そのついでに書店にて『invitation』立ち読み。買う気だったけど止める。今の『invitation』は、なんだか肌に合わないんだよなあ。お風呂あがりにテレヴィをつけたらば、さま〜ずの三村さん、とってもカイワソウなことに。そのあとローマン・コッポラ監督の『CQ』観る。放蕩息子っぷりを見たいというイジワルな欲望もちょっぴりあったのだけれど、これが結構よくってビックリ。個人的に60年代後半がタイムリーってこともあったのかな。雰囲気が良く出てた。意匠がピチカートって感じもしたし。適度にイヤミでレトロなオシャレ。視線のロマンティックな交錯ぶりや扉をパンチで突き破る監督とその穴から罵声を浴びせるプロデューサーもイイ。ヘンな機械からお札がピコピコって出てきて「フフフー」みたいな音楽の中でそのお札とアンニュイに戯れるシーンもイイ。なによりドラゴンフライ役のアンジェラ・リンドヴァルの柔らかい微笑みとセクシーな声には魅了された。ってか、女の人をキレイに撮れないとダメなんですよね。と、ここでちょっと思ったんだけど、ジェイソン・シュワルツマンくんが出演している作品は今のところハズシがない。そんなのイヤだけれども。