date:2007.10/21

起きてすぐにDVDを見る予定だったのだけれど、テレヴィをつけたら『いつみても波瀾万丈』で故・黒川紀章さんの放送を追悼の意味を込めてやっていたので、それを見てしまう。そして予定通り、DVD鑑賞へ。マルコ・ヴィカリオ監督『黄金の七人 1+6 エロチカ大作戦』を。ほんと、ファッショナブルなエロティック・サスペンス・コメディ。女優さんたちも、キレイな人ばかりで大満足です。続けて、増村保造監督『くちづけ』。これも大好き。なんかウォン・カーウァイに近い香りがプンプン漂っているところが。この監督の作品は、まだ2本しか観ていないので、これからガンガン観ていこうかと。そんなことをしているうちに、もう夜。DVDを返却し、夕食を食べて、映画を観に、ファヴォーレへ。ちょっと早く着いたので、『ユリイカ』のバックナンバーを立ち読みし、CDショップでジャズやサントラの棚を物色し、アニタ・オデイ『ディス・イズ・アニタ』を購入する。そして、オリヴァー・ヒルシュビーゲル監督『インベージョン』鑑賞。もちろん、原作は読んだことなし。CMの印象から、もっとミステリー色の強いSFモノ(たとえば、シャマラン監督の作品のような)なのかなと思っていたのだけれど、フタを開けてみたら、ゲロ吐く知的ゾンビ映画でビックリ。ロバート・ロドリゲス監督の『パラサイト』を「人間とは何か?」みたいな思想の側から描こうとした作品、というか。違うか。でも、1番ビックリしたのが、息子が注射を打つシーン。だって、何の躊躇いもなく、思い切りよくやりすぎなんだもん。そのほかにも、序盤の事故シーンや20人くらいを車の上に貼り付けたままのカーアクションなど、けっこう楽しめるところもあり。ニコール・キッドマンは、いうまでもなく、美しい。髪がバサバサだったけど。帰って読書。でも、すぐに眼が疲れて、止める。