date:2007.12/15

寒さがキツくなる。通勤中に、短パンの学生とすれ違う。元気なのか、なんなのか、…わからん。仕事、ぼちぼち。お客さんと「寒いけど、まだ雪が降らないのが救いですね」と話していた帰り道に、雪降り…。なんだそりゃ。夜には、社内に誰もいなくなり、いつもより30分早く退社する。深夜。意を決してレイトショーを観に、イオン高岡へ。23時からの、深作健太『XX(エクスクロス)〜魔境伝説〜』を。お客さんは、ぼくを含めて3人。目指した方向へ、正直に全力で突っ走った作品。鑑賞後に、なんかいろいろと感想をもったとしても、最終的には「ま、どうでもいいか」と思えるあたりも含めて、好感もてる。やってる人は確実に、観ている人はそれなりに楽しいだろうなあ、と思える。とくに小沢真珠。噂どおり、キレっぷりとはじけっぷりがスゴイ。しかし、作品そのものに、とくべつハッとさせられる瞬間はなし。松下奈緒鈴木亜美の入浴シーンはあるけれど。たぶん、これからどんどん寒くなって、雪なんかも積もっちゃったりして、劇場に映画を観に行くのが億劫になったりするだろうなあ。ひょっとすると、本作が、今年最後の映画館で観た作品、ということだって十分にありえるわけで。それでいいのか、という疑問がわかないこともない。もう1、2本、観ることができれば。