date:2008.1/9

眠い。起きてても寝ててもいっしょだ。でも、少しずつ仕事のできる状況になってきたのでホッとする。進んでいるかどうかは別として。けっこう晴れていて暖かい日だったのだけれど、帰り、車に乗り込んだ途端、まさかのアラレ。夜は部屋でDVD鑑賞。ジョニー・トー『エレクション』を。静けさ、というか、ある種の穏やかさの中でその世界に組み込まれた者たちの様々な思惑が行動として現れる。面白さも、深刻さも、過激さも、唐突さも、くだらなさも、すべてが一定の熱量に包み込まれている。それが本作の、というか、ジョニー・トーの魅力なんじゃないか。それにしても、前半、ほとんどずっと誰かが飲み食いしている。そのせいか、誰がどういった行動をとるか、ということと同等に、次に飲食のシーンはあるのかが気になってしまうのだ。そんな中でも、お茶を飲むシーンはたしかに印象的であった。あとは、レオン・カーフェイがマスコミや野次馬たちに写真を撮るよう騒ぎ立てるシークエンス。この、状況と被写体となること(あるいは、〜とすること)をめぐる、目まぐるしい変容はお見事。