date:2008.1/24

雪は思っていたよりも積もらなかった。だけど風がすごい。雪が横やら上やらに舞っている。キレイだなあと思うよりも大変だなあといったふう。これが爆弾低気圧なのか。夕方、すこしヤボ用で会社を出たら、もう車に雪がドカっと積もっている。そのあとまた社に戻り、もうひと仕事して帰ったのが21時をまわったくらい。ちょうど『金八』をやっているころ。それ見ながら晩ごはん食べてたら、金八が「親なら黙って働け!」と吠えた。お風呂で身体を洗っている最中、背中がピキっとなりしばらくそのまま孤独にのた打ち回る。そこに湿布はって横になりながらDVD鑑賞。フィル・カールソンサイレンサー〜沈黙部隊〜』。「見つけた!」ってかんじ。カラフルかつファッショナブルなオープニングからしてすでに最高。ムダに贅沢なテクノロジー、次から次へと現れては去っていくモデル風美女と粋な会話、活劇と呼んでもいいアクション(カーチェイス!)、お茶目なコメディ・センス。そんないろんな要素がぜんぶスッポリ詰まったスパイ映画。というかスパイ活動なんてぜんぜんしてないけど。それらがちゃんとしっかり撮影されていることにも感動する。ひょっとすると、こういうのを映画に望んでいたんじゃないか、なんて思わされたり。あとこれ、アメリカ映画なんですよね? どこかヨーロッパっぽさもある気がするけど。だとするとイタリア系アメリカン映画ってこと? ディーン・マーティンの歌は『2046』のサントラで何度も繰り返し聴いていて、いつか他のCDも欲しいと思っていたのだけどまだ買ってない。だけど、デタラメに映画を観てきて、計らずもこういった形で繋がったことが嬉しい。このシリーズはぼくにとって大切な作品になりそうな予感。とにかく2作目以降が早く観たい。そしてスパイ映画をたくさん観たい。背中はまだ痛い。