date:2008.3/25

朝、出勤したらば、社長が「今日は晴れてんなあ。晴れてるだけで気分いいなあ〜」と言っていて、いや、たしかに、ホンマにそのとおり! だけれども、そんな晴れているという事態にもかかわらず、これからあえて引きこもってパソコンの前で眼ェ見開きながらケタケタやらないといけないのかと思うと、まったく別のネガティヴな感情がわいてきて気分はまったくもってプティ鬱www。ああ、ほんと、これからは直に接するということを忘れないような生活に転向しないとな、というと、最近読んだ本たちに少々影響されすぎなのでは? と思わなくもないけれど、その本たちに身体そのものが反応を示しているということはつまり、そういうことなのだろうねっ♪ 午後からも引き続き天気はいいので、これはパソコンの前で作業している場合じゃないと勝手に判断し、外出してみたり。レイ・バレットを聴き、風を受けながら疾走〜☆ 代償として花粉で眼がやられた…。夜にはまったく見る予定のなかった『プロポーズ大作戦スペシャル』を、不覚にも全部見てしまう。そのあとにDVD鑑賞。アキ・カウリスマキ『街のあかり』を。じつは、この監督の作品は初めて、たぶん。みんなこんな感じの作品なんでしょうか。目線を見ているだけで楽しめる。物語としては、ある男が粛々と非道い目に合うだけの話なんだけど。でも、アンドロイド的な世界とでもいえそうな、人間らしさをまったく欠いた簡潔な表面性とぎこちなさが、一切の共感を易々と撥ね退ける強度をもっていて、非常に面白いし、興味深い。ハニー・トラップの女性がまったく綺麗に見えないというのも、個人的には残念だけど、ちゃんと世界としては完成されている要因となっているような気がしないでもないです。