date:2008.5/4

起きてすぐにやっぱり映画。『電撃フリント GO!GO作戦』(ダニエル・マン)観る。前から気になっていたスパイものだったのでそーとー期待して観たんだけど、なーんかいまいち乗れなった。なんでだろー。フリントの顔があんまりカッコイイと思えなかったからだろうか。でも、脚長いなーとかは思ったし。じゃあ、モデルふう美女たちがあんまり活躍していなかったから? わからない。とそんなこと言いつつも最後のほうはしっかり楽しみましたけど。午後はとりあえず読書。『私の奴隷になりなさい』(サタミシュウ)を読了する。ずいぶんと丁寧に書かれている印象。その律儀さがあふれているメールなどはちょっと飛ばして読んだりもしたけど、それがぜんぜん余計だということもない。後半の醜い小太りの御主人様が放つ数々の名言たちは読んでいて面白かったしタメになった。リリー・フランキーさんの解説にも納得。そのあと『アパッチ砦』(ジョン・フォード)のDVDに手を伸ばす。かなり心躍る。そして踊りすぎて寝てしまった…。気づけば夜。さすがに外に出ないのはマズイんじゃないのと思い高岡TOHOプレックスへ『大いなる陰謀』(ロバート・レッドフォード)を観に行くことに。チケットを買ったあと、ちょっと時間があったので書店に寄り『映画の頭脳破壊』(中原昌也)を購入し、読みながら待機。じつのところ会話劇ってニガテだしあんまり良い評判も耳にしていなかったのでどうかなーと思いながら観たけど、予想以上に楽しめた。ずっと緊張感は保たれていたし、情報や理論の曖昧さ、というかこの場合、不鮮明さといったほうが正確なのかもしれないけど、とにかくそういったものが、ちゃんと画面に定着していたような気がするから。若手期待の政治家を演じたトム・クルーズが画面いっぱいにアップになったときに発したセリフが「勝ちたくないのか」だったのがなーんか意味深だった。