date:2008.5/6

あっという間にゴールデン・ウォーク最終日。お昼ごはんを食べずに、富山へ向かう。まずフォルツァ総曲輪にて映画のチケットを購入。十三時から上映と思っていたら十三時半らしく、あと一時間くらい時間があったので、総曲輪通りをウロチョロしてみる。そしたら久しぶりに服でも買おうかなという気になってきてフォアモストでポロシャツと帽子を購入。そしてまだ中へ入ったことのなかった総曲輪フェリオへ。ところがけっこう期待して入ってみたら、中はなんか普通のデパートって感じでちょっとガッカリ。七階フロアすべてが書店だというので行ってみたけど、フロアが広い、だけであまり欲しいものはなかったし。そんなことをしている間にそろそろ上映時間が迫っていたのでフォルツァへ戻る。エレベーターでひとつ前に上映されていた映画『バレエ・リュス』を鑑賞したであろう人たちとすれ違ったので「どうでした?」と、とつぜん尋ねてみると「面白かったけど、もっとバレエのシーンが多いと思っていたから、ちょっと思っていたのと違ったかなあ」と言われる。そして『≒草間彌生 わたし大好き』(松本貴子)を鑑賞。彼女の名前や風貌、作品の一部はぼくでもすこしは知ってる。でも、動いたり話したりしているところを見るのは初めて。なんか、樹木希林ミーツ桃井かおりって感じの人。とにかく眼力がツヨイ。そしてなんといっても自意識爆発って感じの自画自賛の発言と行動がスゴイ(でも、それが嫌味に聞こえないところがまたスゴイ!)。監督はけっこう失礼な質問を(悪気なく)していたりして「この人は何を見せたかったのかなあ?」と思わないこともなかったけど、制作途中に草間彌生が眼圧のために涙を流すところをキャメラに収めていたのが良かった。あと、彼女の作品って美術館に飾られているよりも外に並べたほうが素敵なんじゃないかと感じていたら、ラストにそれをやっていたので、監督もそう思ってたんだと嬉しくなった。それにしてもフォルツァの今後のラインナップは素晴らしい。観たいと思っていた作品がずらりと上映されるのでこれからまた大変だけど楽しみ。コンビニで買った「からあげ棒」をパクつきながら帰宅。もう夕方。じんわりと明日からまた仕事だということを思い出し、ガクン、ガクン、ガクンとテンションが急降下していくのがわかる。あとは、ほぼ何もせずに横になってばかり。それでも二十二時から『おせん』見る。