date:2008.5/20

起きてすぐにどういう風の吹き回しか妹に母の日のプレゼント代を払わなくちゃと感じてしまって(払ってなかったのかよ、ってツッコミは禁止!)三〇〇〇円渡したら「二四〇〇円でいいよ」と言われたのだけれど「ああ、細かいのないから三〇〇〇円やるよ」とすこし大人の対応。っていうか地味なハッタリ。台風が日本に接近しているらしく、たしかに外は雨風がそこそこ強いなと思っていたらば、お昼に近づくころには弱まり、明るい曇りといったふう。レディオを聞きながら仕事していると「名ばかりなんとか」みたいなテーマをぶちあげている番組があってそのなかで「なんにもしない名ばかり社長なんていらない!」と言っていて、ぼくのデスクと社長の作業デスクはほぼ向かい合っているので、ひとり勝手にほんとに気まずかった。いや、でもそれはレディオリスナーの投稿に対して、その通り! と思っていたからというわけでは決してなくて、まったくもってその逆なのに何勝手にみんなの代表したった感漂わせて言ってくれちゃってんのさ、みたいな気持ちだったのだ、ほんとに。家に帰るとバレーボールの二セット目でものすごい接戦やってる。それ見たあと『おせん』見る。こんな内容のドラマやられたらもう泣くかため息つくしかない。しかしなんでわざわざ悪徳業者を出す必要があったのだろう。悪徳業者は時代の流れと関係なく悪いに決まっているのに。もっと普通に頑張っている建設業者と比較してほしかった。そしてDVDを。『シアトル猟奇殺人捜査』(ウーヴェ・ボル)を観ることにしたのだけど、これの原題がどうなのかを知らないけれど、まるっきり捜査するシーンがないことに驚かされた。直感に優れていると言われている頑固刑事がほんとに直感だけであとはずっとイライラしているだけだったり。そんな刑事たちの怠慢が八十六分という短い上映時間に影響を与えていたのだろうか。服装とかから九〇年代初頭の作品だと勝手に思っていたのだけど、ぜんぜん違っていた。