date:2008.5/24

起きぬけにDVDを観る。『禁断の罠』(アントワーヌ・ドゥ・コーヌ)ってやつ。これが、まあねえ、なんというか、ちょっと語りにくい感じで。いや、悪くはないんだけど。とりあえずアーシア・アルジェントって作品によってぜんぜんイメージが変わる女優さんなんだってことがわかり、ここでの彼女のファム・ファタルぶりはそこそこ蠱惑的だった。午後になり富山へ映画を観に行こうと出かける。けっこう時間ギリギリに出発したので急いでいたのだけど、そんなときに限って渋滞に巻き込まれ、だんだんイライラが募る。いつも使っている駐車場がなんかイヴェントをやってるみたいで停めることができず、仕方なくグランドパーキングに停め、フォルツァ総曲輪までダッシュ。受付カウンターにいた女性にチケットを求めると困り顔で、いやわたし映画のほうのスタッフじゃないんで、とあしらわれ、内線電話でスタッフに連絡をとると、「今日はほかのイヴェントがあって貸館なんです」とのこと。そんなわけでここまでのダッシュはぜんぶムダに……。なるのも悔しかったのでもう一度スタッフを呼んで、フォルツァの会員になる。サウスストリート五福店へ寄り、二時間ほど店長さんと駄弁り、マンドゥ・ディアオ『ネヴァー・シーン・ザ・ライト・オブ・デー』を買い、帰ることに。車中、ずっとそれを聴いていたんだけど、マンドゥ・ファンはこれをどう受け止めているのか気になるところ。たぶんファーストあたりが好きな人にはダメなんだろうけど、マンドゥになんの思い入れもないぼくにはけっこうよく思われた。ジャケットがいいよね。というか、やっぱりダメなんだけど、その突拍子もないダメさの中に可愛さが浮上していた。がんばれ、マンドゥ。夜。『ランボー 最後の戦場』(シルヴェスター・スタローン)を観に行こうと友人を誘うも「俺、『めちゃイケ』見てるから」と断られ、ひとりでどしゃ降りの中、行くことに。チケット購入し、閉店間際のタワレコでファンシー『レ・ロワ・デュ・モンド 私たちの世界制覇』を購入すると特典としてライヴDVDがもらえた。そしてランボー。これが凄くてねえ。奴は本気だったのだ、とは聞いていたけど、ここまでやられちゃ圧巻。動体視力が追いつかないほどの殺戮と、結果、流れ出る血。見せなくちゃいけなかったのはそれだったのだ。冒頭から圧倒されっぱなし。でも圧倒されながらもどこか寂しい気持ちにさせられるのはスタローンのやるせない表情のせいかもしれないね。公開終了までにもう一回は観たい。出口に、友人の友人がいたような気がしたけど、直接話したことないので声かけていいものかどうか一瞬迷い、やっぱりやめて帰宅。テレヴィで『ランボー3 怒りのアフガン』(ピーター・マクドナルド)をやっていたので観る。が、最新作を観たいまとなっては、これはただのデカイ爆発が起こるアクション映画としか思わなかった。

ネヴァー・シーン・ザ・ライト・オブ・デー

ネヴァー・シーン・ザ・ライト・オブ・デー

レ・ロワ・デュ・モンド~私たちの世界制覇

レ・ロワ・デュ・モンド~私たちの世界制覇