date:2008.6/6

なぜか朝から気分がよくてランバート、ヘンドリックス&ロスを聴きながら出社する。しかしそんなときに限って(というわけではないけど)社内はピリピリムードでとても居心地がワルイ。次第にぼくもそのビッグウェーヴに飲み込まれ、けれども仕事は案外順調に進むという妙な感じ。が、そうこうしているうちに仕事が倍くらいの量に膨れ上がって余裕がなくなった。来週からは本当に忙しくなる予感。夜は『エリザとエリック』(ヴィルジニー・テヴネ)をDVDで観る。これがどんな理由によるものなのかはまだよくわからないけど、とてもよかった。『ガーターベルトの夜』も悪くはなかったけど、こちらのほうがずいぶんよいと思われた。亡くなった母の遺品のキャメラを使って無邪気にコラージュ・フォト作品(森村泰昌的な?)を作っているうちにいろんな人たちが出入りするようになって姉弟の間に気持ちのズレが生じていく話。とても繊細かつ印象的に描かれていて、色彩や舞台となっている建物、そしてその撮り方も美しい。なんか『ドリーマーズ』を思い出したりもした。