date:2008.6/23

雨降ってるし肌寒い。だからスーツの上着を着ていこうかと思ったら、ない。探しまわったけど、ない。よく考えたら会社に置きっぱなしにしていたのだ。ちょっぴり寒そうに出社。でもこのくらいで丁度よかったのかも。お昼休みはツタヤでDVDをレンタルする。午後からは普通に仕事して帰宅したのが20時半。月刊ヘア・スタイリスティックス第3弾の『Hard Marchen』が到着している。ジャケットは今回、写真家の田村尚子による撮り下ろし。中原昌也の味のあるコラージュ画や絵画もいいけどこれもまたカッコイイ。晩ごはん食べてドラマ『CHANGE』。これまでキムタクが泣くドラマってあったっけ?けっこうめずらしい気がした。そのあとはレンタルしたDVDを観ることに。1週間ぽっち観なかっただけなのに久しぶりという気がする。デヴィッド・クローネンバーグ監督『裸のランチ』。原作であるところの『裸のランチ』を直接映画化したわけではなくそれをもっと広いパースペクティヴで捉えている。だから名前は変更されているけどバロウズやケルアック、ギンズバーグを思わせる人たちが登場したり、ウィリアム・テルごっこがあったり。でもケルアック役の人がぜんぜん二枚目じゃないのは残念。露骨に滑稽で卑猥なタイプライター虫が登場するものの、思ったよりも地味。やってることがこじんまりとしている。でもその地味で奇妙な物語が嫌いではない。たぶんそれはオーネット・コールマンサクソフォンが素晴らしかったから。ただし。やっぱり虫は嫌い。