date:2008.6/28

起きてすぐDVDでダリオ・アルジェント監督『サスペリア2』を観る。オープニングからしてすでにカッコイイ。サスペリアって結構有名なシリーズだし怖いのかなあと思っていたらやっぱりいつものダルジェント。偶然、殺人事件の目撃者となった主人公が探偵気取りで事件に首をつっこむ。だけどなんか遠回りしているような捜査方法。ついには購入してもいない売り家を勝手に破壊したり、学校に忍び込んだり。なんだかよくわからないおかしみを感じさせられるシーンが結構ある。残酷な描写はどちらかというと控えめ。アルジェント作品特有の野暮ったいようだけどじつはすごく洗練されている感じがちゃんとあって満足。午後からはアントン・コービン監督『コントロール』をフォルツァで観る予定だったけど時間を調べてみたらすでに上映が始まっていた…。そしたらどこへも行く気がなくなりベッドで横になっているうちに、うたた寝。起きたらもう夕方で仕方がないからDVDでヤン・シュヴァンクマイエル監督『ルナシー』を観ることに。開始直後に監督がキャメラの前に立ちこれから始まる映画の内容を解説しはじめる。そこで監督が「これからホラー映画の落胆を見せる」といったことを述べたのでホラー映画そのものではなくホラー映画に対するブラック・ジョークとして観たほうがいいのかなと思う。そうすれば過剰でグロテスクで背徳な描写を楽しめる、ハズ。いや、ぜんぜん楽しい映画じゃないけど。8時半になり獅子舞の青年会の会合があるので神社へ。しかし中に入るとなんかみんなふつうに駄弁っている。近くにいた先輩が「もう終わったよー、あとはしゃべって帰るだけやー」と。「あれ、今日って8時半じゃなかったんですか?」「何言ってんの、7時半からや」そう、1時間ばかし集合時間を間違えたのだ。そんなわけでまったく話に参加することもなく缶コーヒーを飲みながら駄弁って帰る。ほんと、すいません。新聞をひらくとまだ映画に間に合いそうだったので雨の中、イオン高岡へ。本日最終の『インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国』(スティーヴン・スピルバーグ監督)を観る。なんと一人で。かなりいい気分。そして結構面白かった。ケイト・ブランシェットの演技の質はこういったSFにハマるのかもしれないと思った。帰宅しテレヴィで『ステルス』(ロブ・コーエン監督)を途中から観る。