date:2008.7/12

朝からたいへん暑い。でもまだガマンできる範囲。扇風機をフル稼働させながら読書をする。しかしそれも午後には限界。じゃあエアコンつければいいじゃんという話なんだけど。じつはぼくの部屋のエアコンは壊れているのだ。じゃあ早く直せばいいじゃんという話なんだけど。それやる前に部屋の片づけしなくちゃいけないじゃん。んでもって片づけは死ぬほど嫌い。ていうか、片づけ方がわかんない。上へ上へと積み重ねる方法しか知らない。だから片づかない。そんなわけで今年はエアコンに頼らず生活してみようかと。でも部屋は暑くてしかたがないのでバババっと着替えてイオン高岡へ向かう。そしてウォシャウスキー兄弟監督の『スピード・レーサー』を観る。あんまりお客さんいない。観たあとはほとんど何も思い出せない。ただただカラフルな世界。たとえば中島哲也監督作品のようなカラーリング。たくさん人が死んでいるんだけどもちろん悲惨さは皆無。いろいろとダメな感じなんだけど、でもなんかこの無邪気さがキライになれなくて。たぶん歓声と土屋アンナにしかみえないクリスティーナ・リッチが良すぎたんでしょうね。いつもならパンフレットを購入するんだけど今回はタワレコに駆け込みサントラを購入。サントゴールドのファーストアルバムもついでに。夜はファヴォーレ東宝へ。ポール・ハギス監督の『告発のとき』を観る。トミー・リー・ジョーンズシャーリーズ・セロンが出演しているやつ。お客さんはほとんど男子ばかり。でもひとりだけで来ている女子もひとりいた。彼女はなぜこの作品を選んだのだろう。気になるところではある。やっぱりすごく地味。だけどよかった。じぶんでは処理しきれない問題だからじぶん以外の人に叫んだり助けを求めたりしてんのに周囲の人はいま、あるいは過去にじぶんの置かれた環境しか見えていないから適当にあしらっちゃたりして、結果的には最悪の状況を目の当たりにせざるを得なくなる。みたいなこと?それってたぶん『愛の続き』にも通じることだと思う。トミー・リーが事情をきいたり殴ったりした若い兵士とそのあと酒を酌み交わしたりタバコを吸うシーンがいい。しかも3回もある。

オリジナル・サウンドトラック「スピード・レーサー」

オリジナル・サウンドトラック「スピード・レーサー」

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