date:2008.8/25

起きてテレヴィをつけるとオリンピックの閉会式の様子。そう、昨日が最終日。忘れてた。4年後のロンドン・オリンピックのアピールのためジミー・ペイジレオナ・ルイスが登場していた。昨日のサンバの雰囲気とは間逆の社内で、また息苦しく仕事。今さらながらこの会社はまったく自分に合わないことを実感する。お昼休みには久しぶりとも思えるツタヤへ。8月は映画を3本ほどしか観ていないはず。ゲームばかりしていたから。午後からも全然ダメ。社内はため息の嵐。ほんとにやる気がまったく出ず、帰りたい気持ちでいっぱい。でも23時まで仕事。帰宅しレンタルしたDVDの中から『ガス人間第1号』を。監督は『マタンゴ』の本多猪四郎ということで、ちょっとした期待を込めて。ガス人間がやりたい放題、といえばそうなんだけど、あくまでもそれが風呂敷を広げすぎずにコンパクトな社会の中で行われている。そしてこの作品。なんと恋愛映画。しかも悲恋。そのまさかの流れにグッときた。ささやかなマイナス点なんてこの際忘れてしまいたい気分。八千草薫はお歳をめされてから可愛らしさが出てきた女優さんなのだと今まで勝手に決め付けていました。すいません。若い頃も品があってお美しい。間違いなく彼女がいたから成立した作品。しかし個人的には快活な新聞記者を演じていた佐多契子のほうが断然好みだったり。