date:2008.11/13

暖かい陽気。めずらしく仕事がぐんぐん捗る。昨日、目を休めたのは正解。家に帰り、晩ごはんを食べながらテレヴィ。『とんねるずのみなさんのおかげでした』に香椎由宇さんが出演するというので見る。その破壊的な美しさと若さをまえにして、妹がかるいショックを受けているのが面白かった。でも、そのくらい圧倒的。眠りにつくまえ、本を読もうかDVDを観ようか迷った末、後者を選択。ハーモニー・コリン監督の『ミスター・ロンリー』。たとえば、じぶんのなかでは確かに好感触なのに、その理由がうまく説明できない作品というのが、けっこうある。本作がまさに、ソレ。スコットランドの山奥で牧歌的な生活を営むモノマネ芸人たちの日常の断片、それと平行して展開されるシスターたちの信仰心の果て。と、あらすじを書いてみたところで、本作の魅力が伝わるはずもなく。なんだかヴィデオ・アートを観ているような、そんな気にさせられた。ということは、映画よりもアートに近いということなのだろうか。やっぱりよくわからない。とりあえず保留にしておきたい気分。でも、とにかくハーモニー・コリンフィルモグラフィーでは、いちばんステキな作品。今はこう言うのが精一杯。