date:2009.5/30

腹筋と背筋、そして太ももの裏がかなりの筋肉痛。外には出ないと決めて、とりあえず部屋で読書。阿久悠『歌謡曲の時代』を読了する。昭和にはまだ（辛うじて）あったはずのものが平成にはなくなってしまった。その無くなったもの、そして次の可能性の不在を、著者は嘆いているし、怒っているように思う。歌謡曲の側からの挑発、だったのかも。午後はDVDで、伊丹十三『たんぽぽ』を観る。監督がアイディアの人であり、コダワリの人であることは十分に伝わってきた。面白くはなかったけど。夜は『ザ・クイズショウ』。この番組、『スラムドッグ・ミリオネア』と『24』を合わせたドラマだと言えると思うけど、頑張って欲しいドラマのひとつ。でも、主題を何度も連呼されると、さすがに萎える。そのあとなんとなく点けたNHKで特集されていた「西本願寺御影堂修復」の番組を見て、ちょっぴり涙。

歌謡曲の時代―歌もよう人もよう (新潮文庫)