date:2009.6/2

朝からすごく暑く、気を抜くとドロドロに溶けてしまいそう。お昼休み、N書店へ涼みに行き、荒木経惟『写真への旅』を購入する。先週末、伊丹十三の映画を見たとき、食欲と性欲、から、この写真家の名前が浮かんだので。気温の影響か、どうにも人の対応が素っ気無く感じられる。15時に来た宅配業者の男性は、表情無くメール便を渡してくるし、夕方に取った電話の女性の口調はあまりにもぶっきら棒。声が裏返っても、何事もなかったのように業務を遂行するほど。自分はバタバタと資料の準備に追われる。いつもより多めに動いております、なんて。20時半まで、あれやこれやと働き、帰宅すると、ラヴ・ショップ・レコードからレコードが届いている。以下、購入した作品。石川セリ『パセリと野の花』、あとは7インチで、ギャル『薔薇とピストル』、トワ・エ・モワ『友だちならば』、ザ・テンプターズ『エメラルドの伝説』。シングル3枚はすべて、最近ハマっている川口真の仕事。そういえば先日、『歌謡曲の時代』を読んでいて、自分が幼少の頃、本編を見たこともないのに大好きでずっと聴いていた「ウルトラマンタロウ」のテーマ、その作編曲も川口真(作詞は阿久悠)だった、ということを知ったときは本当に驚いた。幼い頃に受けた影響というのは、忘れているつもりでも、案外、根は深いのかも。22時からは『白い春』。

写真への旅 (光文社文庫)

写真への旅 (光文社文庫)