date:2009.7/23

お昼休み、ふらりと訪れたツタヤで、ボブ・ディラン『トゥゲザー・スルー・ライフ』を買う。午後からの仕事。やることが多くて慌しい。自分には、物事をまとめる、という才能が欠けていることを実感する。そして最近、坐っている時間が長いせいか、腰がひどく痛む。21時半、帰宅。夕食後、昨日に引き続き、本日購入のCDを聴く。実のところ、ボブ・ディランのことはほとんど知らない。本作は、ある映画のために曲を書いたことから発展した、という予備知識があったせいか、どれも確かに映画のシーンに挿入されてもいいような、逆に言うと、曲から景色が浮かんでくるような作品に思えた。同時に、アコーディオンを中心とした、緩やかで色香漂うメロディ、リズムに、溜め息が漏れるほどの玄人臭さが。大人の音楽。だけど近寄り難いわけではなく、むしろ人を誘う音楽。いっしょに酔える音楽。